What’s 飾り巻き寿司？

日本人のわたしでも、この会を開くまでは“飾り巻き寿司”とは何ぞや？状態だったのですが、皆さんはご存知でしたか？

飾り巻き寿司は、江戸前寿司の技術の一つ「細工寿司」、房総地方の郷土料理「太巻き寿司」の技術から独自の発展を経て生まれた新しいジャンルの寿司です。
日本伝統の古典柄から自然をモチーフとしたモダンなデザイン、子供に人気の動物やキャラクターなどの様々なデザインを取り入れた目でも楽しい、食して美味しい巻き寿司として日々進化を続けています。

 JSIA 寿司インストラクター協会　Webページより

きっかけは友人のFacebook投稿

友人のとぉってもかわいい飾り巻き寿司の写真投稿を見たメンバーの方が、「是非習いたい！」と声を上げてくださったことで、この会が実現しました。
※ヘッダー写真は、その時の先生の作品

Facebookに写真をあげていた友人も、快く先生役を引き受けて下さり、それに賛同して下さった4.5名（かわいいエンジェルちゃんも参加♪）の方が参加し、それぞれ個性たっぷりなお寿司を作って下さいました♪

まずは海苔を切るところから！

作りたいお寿司のデザインが決まったら、まずは、海苔を切り分けるところから始めます。
切った海苔にご飯を薄く敷くのですが、海苔の両サイドは“のりしろ”として残しておきます。

同じ形のパーツは、まとめて作っておくと良いでしょう。
パーツの大きさを考えながら、ご飯の量を調節していきます。
各パーツができて、全体を巻くときは２人がかりになることも。

出来上がりの断面を意識しながら、必要なところにご飯をつめて…

最後に外側の海苔を巻いて仕上げる際は、中のご飯が多すぎると閉じられなくなってしまうので、ご飯の加減も大切なのだそうです。
外側の海苔をしっかりとまいたら、ラップにくるんで10分ほど置きます。
そうすることで海苔がしんなりして密着するので、切りやすくなるのだとか。

切る時のコツは、必ず①毎回包丁についたご飯をふき取り、②濡れた包丁で切ること。
飾り巻き寿司は断面が命なので、この工程を怠ってしまうとかわいいデザインが台無しになってしまいます！

寿司飯の色の付け方は様々

くまさんの顔の中がほんのりオレンジ色になっているのに気づきましたか？
実は、これ鮭のふりかけで色を付けているのです。

その他にも、赤カブの酢漬けで赤（ピンク）色を出したり、シソのふりかけで赤紫色を出したり、と色々挑戦してみたところ、シソのふりかけが色・味ともに人気が高かったようです✤

最後に海苔で目と口を切り取って載せれば、飾り巻き寿司の出来上がり！

次回の記事は…

クマさん以外の飾り巻き寿司の紹介と、出来上がりの作品を紹介します✤お楽しみに！

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