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Women’s News – July 11, 2014
- 果物と野菜はダイエットの特効薬ではない 2014/07/10 【ケアネット】
減量する方法として果物や野菜を多く摂るよう勧められることが多いが、これは余分な体重を落とすのには役立たない可能性があるという研究論文が発表された。
摂取量を増やしても体重は増加せず、食事で摂るビタミンや繊維が増えるという点では良いことだと思われるという。
「減量には、全体的に健康的な食事を摂りながらエネルギーを削減することが役立つ。つまり、減量するには、カロリー摂取量を減らさなくてはならない」と述べている。
「減量」だけを考えると、エネルギーを生む三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)が大きく影響しますが、健康であるための食事においては、野菜や果物によるビタミン、ミネラルの摂取は非常に重要になります。
- アレルギー表示 厳格に…栄養成分の一部は義務化 2014/07/10 【Yomi Dr.】
食品表示法は、食品衛生法、日本農林規格(JAS)法、健康増進法などで分かれていた表記や用語を統一するのが狙い。
加工食品と添加物の栄養成分は、現行法では任意表示だが、カロリー、たんぱく質など5項目の量の表記を義務づける。ナトリウムは、消費者に分かりやすい食塩相当量に変える。肉の脂などに多い飽和脂肪酸と食物繊維は、新たに作られた「推奨」に位置づけられた。トランス脂肪酸は現行のまま対象外となった。
今までは、加工品の表記が任意であったため、気づかずに摂取する恐れがあった、これからはオープンな表記になるため安心できるでしょう。アレルギーがない人に摂ってはあまり意識がいかないところですが、アレルギーをもつお子さんのいる家族にとっては切実です。それにしてもなぜトランス脂肪酸は表示の対象にならないのでしょうか。。
- 精子ドナーの年齢は不妊治療に影響しない 2014/07/11 【ケアネット】
最近の研究では、男性の加齢に伴い精子の質は低下するといわれている。しかし今回の研究結果は、夫婦に子どもができる確率は男性よりも女性の年齢に大きく左右されるとする従来の研究を支持している。本研究では、不妊治療の成功にはドナーの年齢でなく精子の質が重要な因子であることも示されている。
キーは女性の年齢と精子の質!
- 「耐性菌」を生まないために 2014/07/11 【Yomi Dr.】
1980年代の日本では、抗生物質が効かない病原菌が爆発的に増えました。薬が効かない病原菌に感染すると、死亡する危険性が高く、院内感染の原因として大きな問題となりました。耐性菌出現一つの原因として、医療現場で抗生物質が乱用されたことが挙げられます。
最近は、抗ウイルス剤が日本で、大量に使われています。実際、日本は、インフルエンザに用いられるタミフルの消費量が非常に多く、日本だけで世界の70~80%を消費しています。
海外へ旅行する人も増え、世界の各地にある感染症が、知らないうちに日本へ持ち込まれることも、今後予想されます。
使う側も知っておくべき事実です。カナダは、保険会社が厳しいため、特定の薬の使用に関しては正当な理由や検査が必要になるので、風邪で抗生物質はまずだされないのです、日本では当たり前のように使われていたので、今考えると危険な香りがします。