© All the Ms. Brights All rights reserved.
Women’s News – Dec 22, 2014
- 授乳中の患者には薬を処方できない? 2014/12/22 【日経Medical online】
授乳中のかぜで注意すべきポイントは、母乳を介した薬剤の乳児への影響と、乳児にかぜが感染するのを予防することだ。一般に、かぜの治療で用いられる薬剤で授乳中の患者に処方できないものはほとんどない。また、基本的には母乳を中断する必要もない。
母親が内服による影響を心配している場合は、米国立衛生研究所(NIH)が運営するウェブサイト「LactMed」で薬剤名を検索し、最新情報を確認してから説明すると安心だ。国立成育医療研究センターでも、授乳婦が「安全に使用できると思われる薬」「授乳中の治療に適さないと判断される薬」の表をウェブサイトに掲載しており、参考になる。
授乳中に薬を飲めずに我慢しているお母さん。こちらのサイトを参考にしてみてください。
- 入院中の子どもと家族を支える専門家 2014/12/22【日経Medical online】
入院・闘病中の子どもが抱える不安や恐怖、ストレスを最小限にし、子どもが自分の病気や入院治療体験に対して主体的に取り組めるようにサポートする医療専門職、それが、チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)だ。米国の600以上の医療機関で取り入れられている「チャイルド・ライフ・プログラム」に基づき、入院中の子どもとその家族の心理社会的支援を行っている。
入院中の子どもとその家族への心理社会的支援を行う医療専門職を配置する医療機関が増えつつある。意外と知られていない役割としては、家族にとっての様々な危機的状況への介入やグリーフケアがある。親ががんで闘病中の子どもへの支援や、NICUに入院している患児の兄弟へのサポートなどだ。
日本ではあまり知られていないこの専門職。カナダのお母さんたちは会う機会があっただろうか?
- イソフラボンは潰瘍性大腸炎のリスクか~日本人での検討 2014/12/22 【ケアネット】
先行研究により、エストロゲンが潰瘍性大腸炎の発症に関与することが示唆されている。イソフラボンは17β-エストラジオールと構造が似ていることから、食事におけるイソフラボン摂取が潰瘍性大腸炎発症に影響する可能性があった。
今回の研究の結果から、日常の食事におけるイソフラボンの摂取が、とくに女性における潰瘍性大腸炎リスク上昇と関連することが示唆された。イソフラボン摂取量の最高三分位群において潰瘍性大腸炎リスクが高かったという。
イソフラボンの摂取はよいと言われていますが、やはり取りすぎは害になり得るという典型かもしれません。